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酒肴旬菜・あみ亭 の無料メールマガジン
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居酒屋「酒肴旬菜・あみ亭」の親爺が、酒と肴と料理とその薀蓄を語ります
。賄い料理からおもてなし料理まで。時には、苦労話から自慢話まで。 ◆料理の用語や名前をご存知でしょうか。 料理をはじめてみようと初心者が本などをお買いになっても、用語が わからずやめてしまう方がいらしゃるそうです。 「・・・鯵は三枚に下ろし、腹骨をそぎ、2つの切り身にし、 熱湯に通して霜降りにする。あわせた出汁と酢少量、繊切り生姜をいれ 落し蓋をして煮つける、、、、、。 」 三枚に下ろす?腹骨をそぐ?切り身?霜降り?出汁?繊切り?落し蓋? 言葉や用語がわからなければ、楽しく続けることができません。 わかり易く料理の用語を解説いたします。 ◆中級者以上の方に 料理名やその由来。その調理法。それらをご存知であれば 料理屋、 レストラン、居酒屋なぞで読むメニューも 楽しく、よりおいしく 召し上がれることと存じます。酒席で薀蓄を傾けるのも一興でしょう。 ・「洗い」「磯部煮」「卯の花」「蒲焼」「伽羅蕗」「具足煮」「西京焼」「時雨煮」 ・「照焼と幽庵焼」「皮霜と焼霜」「から揚げと竜田揚」「鋤焼と鍬焼」 ・「南蛮漬けとエスカベッシュ」「漬物とマリネ」「干物と燻製」 「蒸し煮とブレゼ」「つくねとミートボール」 料理名、調理法、和洋から 思いつくまま列挙しました。毎回1つ、 2つ取り上げ、料理のヒントやお役立ちレシピも含めて、お届けします。 料理をご自分でなさる方や、チョッと齧ったことがある皆様、はたまた 薀蓄大好きなご同輩にお届けします。 ◆これから飲食商売をお考えの方や 同業者のみなさまにも 開店から今日までたくさんの皆様に助けられ、支えられて続けて まいりました。お客様、先輩諸氏、友人、業者さん、デザイナーさん 設計屋さん、不動産屋さん、銀行さん、公庫さん、会計事務所さん、 ときには弁護士さんまで、、、、。いろいろな方々とどのように お付き合いさせていただいたか、お役に立ちそうなこと、商売に おける四方山話を折に触れておはなししてまいりましょう。 そして、手前どもの季節の品書きや ご好評の献立などもご披露 したいとおもっております。 ◆開店から10年近く経ったこの店を、まったくの素人である私が引き 受けたときは既に30歳をとうに過ぎておりました。それから20有余年。 見様みまねで今日まで何とかやってまいりました。 皆様に何かをご指南するとは、たいへん恐れ多いことと存じますが、 少しでもお役にたつことがあればと、不慣れなパソコンに向かいます。 ・今宵の酒のつまみや料理のヒントに。 ・酒席の話題に。 ・居酒屋や飲食店を開業なさりたい方も。 ・また、ご同業の皆様も、 どうぞ 酒盃片手に居酒屋親爺の知ったかぶりに、お付き合いください。 居酒屋「酒肴旬菜・あみ亭」 親爺・叶 彦一 |
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居酒屋おやじの知ったかぶり。−料理と酒とウンチクと ■□■ 創刊号 ■□■ □○□○□○□○□○□○□○□○□○□○□○□○□○□○□○□○□○ はじめまして。居酒屋、「酒肴旬菜・あみ亭」の親爺です。このたび メールマガジンを発刊することとなりました。 このメルマガでは料理の用語や調理法の解説を主に、時には開業をご計画 の方や、同業の皆様にもお役に立つようなお話も お届けしたいと考えて おります。居酒屋おやじの知ったかぶりに どうぞお付き合いください。 見様みまねで始めた居酒屋稼業です。無知で無謀でした。料理も経営も。 当初は2足の草鞋だったんです。若かったからできたんでしょうが、その あたりのことは 追々おはなししてまいりましょう。 始めたころは お客様に話し掛けられるのが怖かったですね。刺身のツマ とケンの違いを問われ しどろもどろになったこともありましたっけ。 「地鶏の龍田揚げ」をご注文いただき、龍田揚げ は から揚げとどこが違う か聞かれて答えに窮したこともありました。 そんな なつかしの 冷や汗メニュウから始めてみましょうか。 ◆◇◆きょうのメニュー(目次)◆◇◆ 【1】刺身 その1 「けん」と「つま」 【2】今日の賄い 【3】地鶏の龍田揚げ 【4】酔中歌 (編集後記) -------------------------------------------------------------------- 【1】刺身 その1 「けん」と「つま」 居酒屋や和食店などで刺身を注文しますと、添え物やあしらいものが盛っ てありましょう。大根やきゅうりのせん切りや 青じその葉(オオバ)、 おろし生姜、おろし山葵(ワサビ)など。 これらの添え物を「つま(妻)」といいます。「つま」を更に分けますと 「つま」、「けん」、「からみ(辛味)」となります。 「つま」は大概、刺身の前や脇にあります。赤蓼(アカタデ、アカ芽)、 穂じそ、防風(ボウフウ)などが一般的でしょうか。 「けん」は大根、きゅうり、人参、時にはカボチャ等を細くせん切りにした もので、刺身の後ろに高く盛ったり、下に敷いたりします。敷く場合は 「敷きづま」とも呼ばれます。 「からみ」は山葵(ワサビ)や生姜などです。 これら「つま」、「けん」、「からみ」等は盛り付けをきれいに見せるためだけ ではなく、生臭みを和らげ、消化促進の効果がある、というのはご承知の とおりです。 いっしょに、召し上がってください。 汁もの や 吸いもの にも「つま」があるのをご存知ですか。 (「知るもんか。」なんて仰らずに。) 汁もの、吸いもの では主になる具を「椀種(ワンダネ)」。副の野菜など を「椀づま」。香りをつけるためのもの、ユズや木の芽などを 「吸口(スイクチ)」といいます。 「汁もの」と「吸いもの」の違いをひとこと。 「汁もの」は味噌汁のように濁ったもので、「吸いもの」とは澄んでいるもの。 と思っていらっしゃる方、多いのですが間違いだそうです。 本来は、酒の肴としての つゆもの が「吸いもの」で、 ご飯といっしょに出てくるものが 「汁もの」だそうです。 「つゆもの」と、言っておけばまちがいないわけですね。 つゆ知らず、刺身のつまの話からだいぶ それてしまいました。 【2】今日の賄い あまった刺身を使いましょう。 みなさまのご家庭では残り物の刺身はどのようになさいますか。 「ヅケ」にしてあとで召し上がったり、どんぶり にするなどが 一般的でしょうか。フライパンで焼いたり、アルミフォイルで包んで 蒸し焼きとか、表面をバーナーで炙って、サラダ仕立てなんかもいですね。 これらは、いづれ賄い料理として、この欄に登場させますが、 残った刺身が白身魚でしたら、こんなのは いかがでしょうか。 ●白身の刺身を皿に敷きます。それにサラダオイルを刷毛で塗ります。 ラップフィルムを被せて冷蔵庫へ。食事時間になりましたら、取り出して 卵黄をときほぐし、その上に廻しかけます。それで食卓へ。 召し上がる方は、おろし山葵をのせ、醤油を適宜注ぎます。 よくかき混ぜてからいただきます。酒菜でよし、飯でよし。 上は宇和島の鯛めしからヒントをいただいたものです。宇和島の鯛めしは 、鯛をご飯に炊き込むものではなく、鯛の削ぎ身を、玉子を溶きいれたタレ に漬け込み ご飯にのせて薬味とともにいただくというものです。 【3】地鶏の龍田揚げ 落語に「ちはやふる」ってぇのがありやしょう。知ったかぶりの ご隠居が百人一首の珍解釈を、語るてぇやつですね。 あたしも 知ったかぶりですが まだご隠居じゃぁありやせん。 もとの歌は在原業平。六歌仙のうちの一人。 「千早ふる神代もきかづ龍田川 からくれないゐに水くくるとは」 落語の龍田川は相撲取りという事になってますが、本来は、 奈良の竜田川。からくれない(唐紅)色に、紅葉で紅く染まった川面、 というわけ。 龍田揚げは酒、醤油、に魚や肉類を漬け込み、片栗粉をまぶして、 あるいは水溶き片栗粉をつけて揚げます。紅葉の色合いに似て いるからこの名をもらったんだと。ここまでは、ごぞんじのかたが 多いんです。 じゃぁ、紅葉揚げという名だっていいじゃん。 ここで「水くくるとは」が登場。これは くくり染め(括り染め =絞り染め)にしたような、という意味なんですって。 熱が通ると片栗粉は白っぽくなる。紅葉色のところに、白っぽい 点点が。くくり染めのように見える、紅葉の流れる龍田川、にも 似た龍田揚げの完成と相成る。(あんまり似てねえや。) 最近では下味つけて揚げたものを、龍田揚げと呼んでいる店が 多いようです。 ●当店の地鶏龍田揚げ 地鶏もも肉(ご家庭では地鶏でなくても、かまいません) の皮のほうから金串数本で突いて(針内ちという)、身のほうは 包丁で筋を切る。適当な大きさに切り分ける。 つけ汁の中に15分くらい、漬けておく。 (つけ汁 酒2、みりん1、醤油1、生姜の汁すこし) 下味をつけた鶏肉の汁を拭いて、片栗粉をつけ、衣をたっぷり つけて、じっくり揚げる。(160度から170度くらい)ひっくり返しながら。 (衣 卵白を泡立る。ゆっくり落ちるくらいまで。片栗粉を 入れてまぜあわせる。鶏1枚なら卵白2、3個分、片栗粉大さじ 3〜5くらい) 卵白を使った衣、試してください。仕上がりは良いし、 味も逃しません。 ●地鶏について 少しだけ 秋田の比内鶏や愛知の名古屋コーチンなどが有名ですが、 地鶏の種類も、40種以上あるそうです。 地鶏の定義は、日本農林規格(特定JAS)できまっています。 在来種由来血液50%以上で、飼育期間80日以上、1uあたり 10羽以下の放し飼いなど、生産基準、飼育基準があります。 販売表示も通常の表示に加えて、種鶏の組み合わせ、飼育方法、 飼育期間、生産者名なども記すことになっております。 【4】酔中花(編集後記) 夜9時半ごろになったら、あとを若い連中にまかせて、厨房の隅にある 小部屋へひきこもる。老体を休ませながら一人酒。至福のひと時 とまではいきませんが毎夜の習慣となっております。 きょうの酒は、メルマガ創刊を祝って、ちょいと奮発。「百年の孤独」の オンザロックス。と、くればBGMはエリック・ドルフィーのアルバム、 「ラスト・デイト」。 「百年の孤独」という名はノーベル文学賞の作家、G.ガルシア=マルケス の同名の作品からでしょう。この大麦焼酎がこれほどまでに有名になった のはこのネーミングが一役かっている、とおおもいになりませんか。 そして、なぜか「ラスト・デイト」に収録されている、 エリック・ドルフィーの有名な言葉がこの焼酎のボトルに小さな文字で、 印刷してあるのです。 "When you hear music, after it's over, it's gone in the air. You can never capture it again ー" 今夜はこのあたりで、看板です。 知ったかぶり におつきあいくださいまして、 ありがとうございました。 □○□○□○□○□○□○□○□○□○□○□○□○□○□○□○□○□○ □■ 居酒屋親爺の知ったかぶり。料理と酒と薀蓄と ー創刊号ー ■□ 編集兼発行人 叶 彦一 □■ http:// ■□ e-mail amitei@apost.plala.or.jp □○□○□○□○□○□○□○□○□○□○□○□○□○□○□○□○□○ |
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